たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「三月は深き紅の淵を」 恩田 陸著 です。この本は1998年版『このミステリーがすごい』第9位ですね。
 それと、この本は『三月は深き紅の淵を』という題名の本についての4作の連作短編形式の本です。はっきりいって僕の中ではこの本今まで読んだ恩田さんの作品の中で一番面白くなかったです。それでもその中で僕の好きな話を挙げるとすれば一話目の『待っている人々』ですね。
 あらすじは、主人公は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に二泊三日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちはその屋敷内にあるはずだが、十年以上探してもいまだ見つからない稀覯本『三月は深き紅の淵を』を探すことを要請する。200部だけ刷られた私家版のその本は、作者を明かさない事。コピーを取らない事。そして、友人に貸す場合は、その本を読ませていいのはたった一人だけで、それも一晩だけ、というルールが付けられていた。その話を聞くうちに、どうしてもその本を読みたくなった主人公は本探しを開始した。はたして主人公は『三月は深き紅の淵を』を見つけることが出来るのだろうか?
 この話はメインのストーリーであろう本探しのパートはそれなりですが、『三月は深き紅の淵を』の内容を語る場面は面白かったです。想像力がかってに掻き立てられてしまったのであろうか、その本は非常に面白そうで、もし出版されたら絶対読みたいですね。その他の話もそれなりに面白かったのですが、どうしても中で語られる『三月は深き紅の淵を』の面白そうな内容に負けている感は否めないですね。
 それと、この本は一つのテーマで書かれた同人誌だったらこんな感じは受けなかったのだろうが、恩田さんが一人でテーマを持って書いたと思うと何かモヤッとした感じがして、読後スッキリしない感じが僕は嫌でしたね。

三月は深き紅の淵を 「三月は深き紅の淵を

 恩田 陸

 5段階評価で3

 (僕の個人的評価です。)


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