たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「内部告発者」 滝沢 隆一郎著 です。この本は第1回ダイヤモンド経済小説大賞受賞作です。第1回ということもあり、こんな賞があること初めて知りました。
 あらすじは、損保業界のある中堅会社を揺るがす事件が発生した。同社の内部資料を入手した経済誌が、不正融資を暴露したのだ。それは、同社が子会社を通じ、闇金融にも資金を融資する卸し専門のファイナンス会社への資金提供をしていることが暴露されていた。そこには、記事を証拠づける資料として、最高経営会議議事録のコピーと思われる写真が掲載されていた。それは、社内中枢部からの内部告発が明らかなため、法皇と畏怖されている会長は前副社長の主人公が暴露したに違いないと決めつけて、損害賠償請求を起こした。主人公は身の潔白を主張して、まだ3年目の若い弁護士と共に大企業との訴訟に挑む。はたして主人公はこの訴訟に勝つことが出来るのだろうか?
 第1回ダイヤモンド経済小説大賞受賞作ということで、経済小説を期待していたのだが、たしかに半分ぐらいは経済小説だが、残りは訴訟関係で少し期待とは違いました。うーん、この本話としては面白かったが小説としてはどうだろう?作者が弁護士ということで、あまり現実ばなれした展開を嫌ったためか、テンポは良いが、いまいち盛り上がりに欠ける。登場人物たちも、主人公2人組みは無能だし、1人長々と出る人物は結局話とは無関係だったりと、粗さが目立ちますね。あと、ラストシーンはそれなりに綺麗にまとまっていて良いとは思うのだが、読み終わった後考えてみたら主人公が訴えられた後、娘は就職を取り消されて、息子は左遷されてと結構不幸なのだが、ハッピーエンドのような終わりかたで少し疑問に思いました。
 しかし、この本選考委員絶賛なんて書いてあったが、第1回から受賞作なしを嫌っただけではないか?と少し疑いたくなりましたね。

内部告発者 「内部告発者

 滝沢 隆一郎

 5段階評価で3

 (僕の個人的評価です。)


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