たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「そして夜は甦る」 原 著です。この本は1988年度の『このミステリーがすごい!』の第2位ですね。
 あらすじは、私立探偵の沢崎の許へ海部と名乗る男が、先週ルポライターの佐伯という男が訪ねてこなかったかどうか聞きにきた。そのすぐ後に佐伯夫人から主人の失踪捜索の依頼が。かくして行方不明のルポライターの捜索を開始した沢崎だが、調査を進めていくと過去の東京都知事狙撃事件に繋がっていき…。
 本屋をブラブラしていたら、原さんの新刊が昨年の年末にでていたのを(今頃ですが)発見したので、それを読む前に沢崎シリーズを読み返してみようと思いました。今読み返してみるとこれぞハードボイルドという感じで、昔読んだときより良かったです。自暴自棄になっている若くて素敵な女性に誘われても、落ち着いて考えてみてそれでもというなら相手になろうというような事を言ったり、金をいくら積まれようとも、警察に追求されるようなことになろうとも自分の信念を曲げなかったりとその他様々な所で古き良き王道ハードボイルドの雰囲気をプンプンとさせています。しかし、そこは日本人の主人公、朝食には刑事の張り込みのお約束メニューのアンパンと牛乳、新聞の囲碁欄を愛読と読んでいて親近感のようなものも感じさせます。
 ところで、洒落た会話というと最近では伊坂幸太郎さんを思い出すが、この本の沢崎の年齢や経験に裏打ちされたセリフも良い感じですね。僕もあと10年、20年たってこんなセリフがスラッと出てくるような年齢の重ね方ができたらなと思いましたよ。

そして夜は甦る 「そして夜は甦る

 原 

 5段階評価で4

 (僕の個人的評価です。)


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