たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「天使たちの探偵」 原 著 です。この本は探偵・沢崎シリーズ初の短編集ですね。そして、日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞受賞、1990年度「このミステリーがすごい!」第5位ですね。
 この本は6編の短編(文庫版では+1編のショートショートを)収録している連作短編集で、その中の一つ『少年の見た男』のあらすじは、ある雨の日、10歳の少年がある女の人を守って欲しいといって5万円を事務所に置いて消えてしまう。しかたなく調査を始めた沢崎は思いもよらぬ銀行強盗事件に巻き込まれて…。
 前2作を読んでいてぼんやりとは解っていたのが、この本を読んで沢崎のある事が明確になりましたね。それは、おそらく沢崎は探偵という仕事が好きな自分を知っており、自分の周りで事件が起これば解決したいと思っているのだろう。しかし、そんな自分を戒めるために事件に関わるときはかたくなに仕事としての体裁を整えようとしている。それが一番極端になって現れたのが『イニシアルMの男』で、死んだ女性を依頼人にしたてることで事件に関わることで現れている。
 しかし、それでも人に『探偵というのは男の生きざまとか生き方に深く根ざした仕事でしょう?』と聞かれても『胡散臭くて、卑しくて、しがない、ただの職業さ。』なんて言う、やせ我慢ばかりしている沢崎はやっぱり良いですよね。

天使たちの探偵 「天使たちの探偵

 原 

 5段階評価で5

 (僕の個人的評価です。)


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