たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「ロシア黙示録」 熊谷 独著 です。
 あらすじは、1960年代のモスクワ、主人公は商事会社のダミー会社でモスクワ駐在員として働いていた。そこは社会主義の下、経済は国家の統制を受け、様々な問題を内包していた。そこで、ある時主人公は精密機械売買の契約締結時に裏金づくりの協力を求められる。断れば契約を破棄されるため、しぶしぶ協力する事に決めた主人公。しかし、これは巧妙に仕掛けられた罠の一部だった。罠に嵌ってしまった主人公はある決断をせまられて…。
 この本普通なら後半の大部分を使って描くような事件を十数ページでさらっと流したり、意味ありげで伏線かと思われるような部分が結局なんでもなかったりと気になる部分はあるが、正統派の謀略モノで非常に面白かったです。熊谷さん自身、著者略歴を見るとモスクワ駐在10年とのことで、時節描かれるモスクワの街並みや、そこに生きる人々、賄賂を要求する警官や、様々な社会問題など非常に説得力がありました。しかし、この本は特筆すべきことは様々にあるが、やはりラスト数行のおぞましさは、それまでが説得力ある文章のため非常に怖さを感じさせられましたよ。

ロシア黙示録 「ロシア黙示録

 熊谷 独

 5段階評価で4

 (僕の個人的評価です。)


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