たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「朱色の研究」 有栖川 有栖著 です。この本は火村英生のシリーズですね。
 あらすじは、火村の教え子で、過去のトラウマから毒々しいオレンジ色を恐怖する女性から2年前の未解決殺人事件を解決して欲しいと依頼があった。その時研究室は夕焼けで一面朱色に染まっていた。依頼を受けた火村は友人の有栖川と調査に乗り出そうとするが、その矢先、火村宛に殺人を予告するような電話が掛かってくる。2人はその電話に導かれ向かった先には予告通りに新たな死体が横たわっていた。
 この本は解る人には解る、コナン・ドイル著の名探偵シャーロック・ホームズのデビュー作「緋色の研究」をもじったタイトルで、それとはまた違った雰囲気で面白いですよ。しかし、全体を通して描かれる、夕焼けの色のためか何処か儚げな美しさや、太陽信仰・補陀落渡海信仰の話、また新たになる火村の過去の話など良い所は多いが、推理の部分はもう少し何とかならなかったのかな?これでは推理ではなくて、ある種の妄想だと思うんですけどね。まあ2年前の未解決事件の調査のため、証拠など無しに解決しなければならなかったのだから、仕方ないといえば仕方ないかもしれませんが、それでもやはり何処かこの納得いかない感じは拭えませんでしたよ。そう妄想でもいいから、西澤保彦さんのタック&タカチシリーズのように、これしかないと納得させて貰えれば良かったんですがね。

朱色の研究 「朱色の研究

 有栖川 有栖

 5段階評価で3

 (僕の個人的評価です。)


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