たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「龍時02-03」 野沢 尚著 です。この本は龍時のシリーズ第2作目ですね。
 あらすじは、前作で日本のサッカーに限界を感じ、16歳で単身スペインに渡った龍時は、様々な困難にぶつかりつつも何とかプロ1年目を無事に終えた。プロ2年目の今作では、フラメンコで有名なアンダルシア地方のセビリアをホームにしているベティスにレンタル移籍。シーズンに入ると好調に勝ち星を延ばすチームで控えとして活躍しながら、世界一危険なダービーマッチと言われる地元の強豪とのダービーマッチや、新しい恋の芽生えなど様々な経験をしつつサッカー選手として、そして一人の人間として成長していく。
 今作をしばらく読み進めたらおやっと思いましたね。前作では自分を認めてくれない日本のサッカーや、単身渡ったスペインでボールを自分に回してくれないことなど様々なことに怒りや憤りなどを感じて、それをある種の原動力にして戦っていた龍時が、今作では移籍したのが強豪ということもあり、自分のポジションには有名な選手たちがいて控えに甘んじていても、その事に対して怒りのようなものを感じている様子はなく、冷静に自分の現状を省みて自分の能力を伸ばそうと努力している。それは語学学校でスペイン語だけでなく、将来を見据えて英語の勉強もしている所にも見受けられますね。そんな何処か大人になった龍時を読んでいて少し寂しさを感じたりもしたが、物語も終盤に差し掛かった所で今も胸の中に一匹の龍を飼っているのが解り、やっぱり龍時はこうでなくっちゃと安心しました。それともう一つ、時期が日韓ワールドカップ後ということもあり、新しくできた韓国人の友人と語り合いながら国を思うこと、愛国心とは何かということを語り合っていたのが非常に印象的でした。

龍時02-03 「龍時02-03

 野沢 尚

 5段階評価で5

 (僕の個人的評価です。)


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