たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「かび」 山本 甲士著です。
 あらすじは、これまでの人生は波風を立てないように色々なことを我慢して過ごしてきた主人公。しかし、勤務中に夫が脳卒中で倒れ、病床の夫を左遷して畑違いの仕事をさせて自主的に退職するように謀る会社に対して、ついに堪忍袋の緒が切れた主人公は復讐しようとする。それまでの我慢して過ごしてきた反動か、全ての物事に鬱憤をひとつ残らず晴らそうとしていく…。
 大企業相手に完全と立ち向かう平凡な主婦。それも、当初の目的を見失って突っ走っていくのが非常に面白かったです。それに徐々に善悪の概念を無くしていき、自分の感情だけで生きていく様は奥田英朗さんの「邪魔」の主婦をどこか思い出させますね。それにしても山本さんのタイトルのセンスはどうなんだろ?この作品の「かび」他の作品でも「どろ」とか「とげ」等このセンス僕には理解不能です。
 ところで、こんな企業は小説の中だけなら面白いのだが、今なら不正経理で問題になっているグローバリーや、フェロシルトで問題になっている石原産業など、現実でも様々な企業が行っている不正問題の記事を見ていると少し暗澹たる気持ちになってきます。

かび 「かび

 山本 甲士

 5段階評価で4

 (僕の個人的評価です。)


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