たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「火のみち」 乃南 アサ著 です。ちなみにこの本は上下2巻組みになっています。
 あらすじは、戦後満州から引き上げてきた南部次郎とその家族は非常に貧しかった。彼が二十歳のとき、母をなくした彼に借金のカタにまだ12歳の妹君子を売れとせまられて、逆上した彼はその男を殺してしまう。自分は決して悪いことはしていないと思っている彼は、反省の色がないとして懲役10年の実刑判決を受けてしまう。その刑務所の中である時、職業訓練の一環として彼は備前焼に出会う。また、妹の君子はお金を稼ぐため、バラバラになってしまった家族と再び出会うため女優を目指す。
 そして、遂に南部次郎に出所の日が来る。彼は刑務所で指導してもらった陶芸家の下で陶芸家として歩き始める。徐々に周りに認められて陶芸家として認められてきた南部次郎は、ある日偶然立ち寄った所で汝窯と呼ばれる美しい青磁に出会って…。

 この本読み始めた時は、南部次郎の贖罪の物語か、家族の再生物語かなと思ってよんでいたのだが、決してそんな事はなかったですね。ではどうかというと、南部次郎という陶芸家の物語です。それにしても、この本はどこかタンタンとした展開で迫力みたいなモノが賭けているように思うが、それでも読みやすい文章で読んでいて陶芸に非常に興味が湧きましたね。それと随所に時代時代の重大事件とその時の世相が挟まれていたりしているので、僕の両親と同じような年代の人にとっては興味が湧く作品だと思いますよ。
 ところで、主人公の南部次郎が虜になってしまった汝窯の雨上がりの空のような色・天青色の青色は、どんな色か一度見てみたいですね。

火のみち 「火のみち

 乃南 アサ

 5段階評価で4

 (僕の個人的評価です。)


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