たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「どしゃ降りでダンス」 新野 剛志著 です。この本は心に翳りを持ちながら、不器用で真っ直ぐに生きている男達を主人公にした5編の短編を収録している短編集です。
 その中で『幸福なボブ』のあらすじは、行きつけのバーで知らない女が書いた「誰かボブを助けて」という新しい書き付けを見つけた主人公は、昼間別れた妻に引き取られている娘に言われた「役立たず」の一言と深酒の勢いからボブを探して地下のクラブに向かうが…。
 この新野さんの短編集はどうなんだろう?読んでいて思ったのは新野さんの短編の作り方は長編小説から省けるモノを省いていって短編にしているのではないかと思いましたね。その為かストーリーは完成しているのだが、読んでいて何処か中途半端な印象を受けました。長編なら様々な伏線やサイドストーリーから複合的に様々な感情を呼び起して大きな感動や面白さを与えられるのだが、その長編から様々なモノを省いていって短編を作ったら呼び起される感情は小さなモノでどこかイマイチな印象になりましたよ。
 まあ新野さんの江戸川乱歩賞受賞作の「八月のマルクス」はまあまあ面白かったので、新野さんは長編作家としては面白い作家さんだと思いますよ。そんな新野さんの短編集のこの本にも一つ一つのセリフなら中々面白いものもありましたね。僕のお気に入りは『幸福なボブ』の中で主人公がボブについて聞いたときのセリフ「見た目は東洋系、話す言葉は完璧な日本語。」それって日本人てことじゃんとついつい内心で突っ込みを入れてしまいましたよ。

どしゃ降りでダンス 「どしゃ降りでダンス

 新野 剛志

 5段階評価で3

 (僕の個人的評価です。)


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