たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「幽霊刑事」 有栖川 有栖著 です。この本は2001年度本格ミステリーベスト10で第8位ですね。
 あらすじは、訳も解らず上司に殺されてしまった主人公。しかし、死んだはずが幽霊となって現世に復活してしまう。こうなったら自分が殺された事件の真相を暴いてやると捜査に乗り出してみたら、自分を殺した上司が密室状況で何者かに殺されてしまい…。
 もともと推理劇のために脚本として書かれていたものを小説化したということで、解決部分の弱さは目をつぶるとしても、主人公が幽霊である必然性の弱さはちょっと気になる所ですね。一箇所だけ幽霊である設定が重要な役割を果たしているが、それ以外では幽霊という設定が生かされているようにはあまり感じられませんでした。せっかく「幽霊刑事」なんてタイトルなんだからもっと幽霊の特性を生かした活躍場面が欲しかったですね。しかし、それ以外では主人公の幽霊と唯一話せる青森のイタコの孫の後輩刑事との掛け合いや、怪盗ドクターXなど脇役たちの活躍などエンターテインメントとして非常に面白かったですよ。
 ところでラストにある9ページの白紙部分。主人公が成仏してしまった余韻を出すための白紙部分だとは解っていたけど、さすがに9ページも白紙が続くともしかして落丁か?なんて心配になってきましたので、個人的には白紙部分は5ページぐらいなら良い余韻を感じて終われたなと思いましたよ。

幽霊刑事 「幽霊刑事

 有栖川 有栖

 5段階評価で4

 (僕の個人的評価です。)


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