たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 昨日紹介した第3回本屋大賞のノミネート作品。僕の予想ではやっぱり島本理生さんの「ナラタージュ」が大賞受賞すると思うんですよね。そこで、今回は大賞受賞前に島本作品を何作か読もうと思い手に取った作品で 「シルエット」 島本 理生著 です。ちなみにこの本は第44回群像新人文学賞優秀作を受賞した表題作『シルエット』の他2編の短編を収録していますね。
 表題作『シルエット』のあらすじは、女性の体に嫌悪感を覚える元恋人の冠くん。冠くんと別れ、半ばやけでつき合った遊び人の藤井。今の恋人、大学生のせっちゃん。主人公は彼らと付き合いそして別れを経験して、人を強く求めることのよろこびと苦しさを解っていく。
 前にも書いたかもしれませんが、僕は基本的には恋愛小説を好んでは読みません。それは前に気分が悪くなるぐらいの甘い味付けの恋愛小説を読んだ事があるからです。と言うわけで今まで島本作品はまったく読んだことがなかったのですけど、けっこういけましたね。食べ物でもビターなチョコレートは割りと好きなのですが、この本も甘いだけでなくビターな味付けを施されていて中々良かったですよ。あえて難をいえば、せっちゃんがかっこよくて出来すぎな人物に思えることぐらいですかね。それと、まだ20代なのにこの作品に懐かしさや、思春期のほろ苦さを思い出す自分が少し悲しいですけどね。
 その他の収録作品も20ページたらずでそれぞれの一瞬を切り抜いた作品なのですが、それが主人公たちの気持ちや、その後なんかを想像させられるような終わり方でこれらも中々良かったですね。

シルエット 「シルエット

 島本 理生

 5段階評価で4

 (僕の個人的評価です。)


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