たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「カポネ」 佐藤 賢一著 です。
 あらすじは、20世紀初頭のNY、カポネは裏社会の顔役に見出されて地元ギャングのボスが経営するクラブのバーテンに。結婚を機に一度は裏社会から引退したが、父の死で困窮した家族の為に再び裏社会に戻ることに。やがて彼は明晰な頭脳、すぐれたビジネスセンス、抜群の度胸と指導力で、禁酒法を逆手に連邦政府の予算を凌ぐほどの巨富を築いたアメリカ裏社会の首領になり…。
 この本2部構成になっていて、1部はカポネがシカゴの裏社会のトップになるまでで、2部はアンタッチャブルの主人公(?)で原作者(?)の視点でカポネの死後までを描いているけど、この構成が非常に良かったですね。特にカポネが捕まった後の2部の主人公の凋落は、アンチヒーローがいてこそヒーローが輝くというある意味皮肉な事を描かれてるのが非常に良かったです。
 それにしても、カポネに関してある程度知っていると思っていたけど、困窮する人々が窮状を訴えれば何とかしようとしたり、マスコミを利用して世論を操作しようとしていたり、悪の帝王らしくない人間カポネは非常に魅力的でしたね。
 ところで、禁酒法は販売や製造は罰せられるけど、買ったり飲んだりするのは罰せられないなんて初めて知りました。読んだときは非常に片手落ちの法律だなと思っていたのだけど、今の禁煙条例を考えるとそうでもないのかな~なんて思えてきましたね。

カポネ 「カポネ

 佐藤 賢一

 5段階評価で4

 (僕の個人的評価です。)


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