たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 今回は 「神無き月十番目の夜」 飯嶋 和一著 です。
 あらすじは、慶長7年陰暦10月、常陸国小生瀬の地に派遣された大藤嘉衛門は、野戦場の臭気が漂う中、遂先ほどまで生活していた名残がありながら300名以上の住民が消えるという奇怪な光景を見る。いったいこの地で何が起きたのか…。
 出だしの光景は歴史小説と知っていながらも、ミステリー好きとしてはマリー・セレスト号を思い出される光景でいったいどうなるのかなと一気に物語に引き込まれて行きました。そして、事件の起こる前から破滅に至るまでを描いた本編は、どこか淡々と感情をあまり込めずに描きながらも、人々を生き生きと描いている為に、この破滅的な悲劇が余計に胸にズーンと来ましたね。
 それと、古い神が新しい秩序によって殺されるというのは、今まで近世と近代、古くからの迷信?と科学の対立から起こってきたことだと思っていたのだけど、近世の中で安土桃山時代と江戸時代の支配者の交代という状況でも起こったというのは初めて知って意外に思いながらも非常に勉強になりましたね。

神無き月十番目の夜 「神無き月十番目の夜

 飯嶋 和一

 5段階評価で4

 (僕の個人的評価です。)


に一票お願いしますm(_ _)m
スポンサーサイト


コメント
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。