あらすじは、ちょっとした失意がもとで博打に嵌まってしまった主人公は、賭場での借金20両を返すまで大川を渡ったら命はないと宣告される。更生を決意し心身を鍛え、新しい職も順調にこなしていたのだが、男社会のねたみ、そねみを受けてとんでもない奸計に嵌まってしまい…。
良く出来た時代小説ですがそれ以上でもそれ以下でもないなと思っていたら、主人公が嵌められた罠から抜け出す方法が、時代小説では珍しい感じの方法で読んでいて新鮮な感じでした。それと、その時々で相手を良く思ったり悪く思ったりしてしまうのは良くあることだと思っていたけど、それは甘えだと一刀両断してしまうこのラストは、それまでがそれなりに面白いけど割りと良くある感じの時代小説だったからか余計に引き立って見えて山本さんの主張が心に染みてきますね。
「大川わたり」
山本 一力著
5段階評価で5
(僕の個人的評価です。)
に一票お願いしますm(_ _)m
良く出来た時代小説ですがそれ以上でもそれ以下でもないなと思っていたら、主人公が嵌められた罠から抜け出す方法が、時代小説では珍しい感じの方法で読んでいて新鮮な感じでした。それと、その時々で相手を良く思ったり悪く思ったりしてしまうのは良くあることだと思っていたけど、それは甘えだと一刀両断してしまうこのラストは、それまでがそれなりに面白いけど割りと良くある感じの時代小説だったからか余計に引き立って見えて山本さんの主張が心に染みてきますね。
「大川わたり」
山本 一力著
5段階評価で5
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Rokoさんも一力さんのファンなんですか。
僕は最近になって、直木賞取ってるんだと知って読み始めたのですが、
直ぐにファンになってしまいました。
それまで時代小説は池波さん、司馬さん、藤沢さん辺りを中心にして読んでいたのですが、
最近の作家さんの時代小説も十分面白いと認識を新たにしてくれた一力さん。
まだまだ読んでない作品はいっぱいあるので、
これからたくさんの作品に出会えると思うと非常に楽しみです。
たりぃさん☆わたしも一力さんのファンです
どんなことがあっても、人間として正しい道を歩まなければいけないという一力さんのポリシーが大好きです。
そして、人は1人で生きているわけじゃないんだよっていう所もね。