たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 昨日知り合いから「県庁の星」のタダ券を貰ったのだけど、上映今日までじゃないか!なんとか都合をつけて最終上映回のCMを流している所に滑り込みセーフ。織田さんのコミカルな演技を期待していたけど、最後まで真面目な演技でそういう意味では少し期待とは違っていたけど、自分でお金を払っていても損をした気分にはならない出来だったから良かったです。(5段階評価で3)
 さてそれでは本題。今回は 「冷たい校舎の時は止まる」 辻村 深月著 です。この本は第31回メフィスト賞受賞作ですね。
 あらすじは、ある雪の日、他には誰も登校してこず、ある時間で時が止まってしまった校舎に閉じ込められた男女8人の高校生。彼らは不可解な現象の謎を追ううちに、2ヵ月前に起きた学園祭での自殺事件を思い出すが、死んだ級友の名前がどうしても思い出せない。この現象は死んだ級友が起こしたことなのか?彼らは何とか思い出そうとするが…。
 ファンタジーとミステリーの綺麗な融合と感情移入しやすい青春小説ということで、読んでいて恩田陸さんを思い出させる小説。登場人物たちのそれぞれ抱えているトラウマを綺麗に丁寧に描いているのは好感を持てましたし、ミステリーとして謎を追っていたらファンタジー要素を上手く生かしていてしっかりと騙されて面白かったです。ただ、著者と同姓同名の登場人物も他の登場人物とあえて同じように描いていたが、同姓同名だから主要登場人物のはずだと思ったら案の定というのは…な感じでしたし、重要人物になればなるほど抱えるトラウマが典型的になっていくのもなんだかなという感じを受けました。
 しかし、メフィスト賞受賞作らしからぬ綺麗でしっかりとしていて恩田陸さんテイストを感じさせるこの作品は、他の作品に期待を抱かせるには十分の出来ですよ。

冷たい校舎の時は止まる 「冷たい校舎の時は止まる

 辻村 深月

 5段階評価で4

 (僕の個人的評価です。)


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