たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「燃える氷」 高任 和夫著 です。
あらすじは、次世代エネルギー資源のメタンハイドレート。月刊『ガイア』編集者の上杉俊介は、日本近海に埋まるメタンハイドレートについて取材するうちに政官財が何かを隠蔽している事に気づく。また、メタンハイドレート実用化を推進した商社マン葛西雄造は、メタンハイドレートが孕む危険性を知り開発中止を提言するが、政官財が協力して突き進む国家戦略を止められなかった…。
 本のタイトルにも取り上げたメタンハイドレートの開発が結果として巨大地震や火山噴火の引き鉄を引いたということにすればいいものを、この本では解らないということになっていて、これって小説としては中途半端なんではないかなと思いました。まあ、その部分を除けば現代のネットで世界が覆われた時代では小松左京さんの「日本沈没」のような国土の壊滅よりも先に経済の壊滅で国家が沈没するというのは説得力もあって良かったし、どんな事態に陥っても保身に喘ぐ官僚や何も決定できない政治家などいかにもありそうで面白かったですよ。そんな中で特に秀逸だと思ったのは避難民も10万人規模になったら、いわゆる難民として考えるというのは目から鱗が落ちるようで非常に良かったですね。

燃える氷 「燃える氷

 高任 和夫

 5段階評価で4

 (僕の個人的評価です。)


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コメント

七色満月さん、こんばんわ。
かわぐちかいじさんて、「沈黙の艦隊」や「ジパング」の人ですよね。
ちなみに、僕は「沈黙の艦隊」は持っているけど、「太陽の黙示録」は知らなかったので、
今度漫喫行った時に読んでみますね。
2006/07/08(土) 22:24:01 | |たりぃ #-[ 編集]

かわぐちかいじ「太陽の黙示録」もそのあたりのネタを扱っているようです。
私はかわぐちさんファンなので全巻集めていますが、なかなかリアルで面白いですよ。
2006/07/07(金) 20:14:11 | |七色満月 #-[ 編集]
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