たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「虚像の砦」 真山 仁著 です。
 あらすじは、放送事業再免許を控えた民放キー局PTBは人気キャスターの福森の激しい政府批判で知られる「プライム・ニュース」が看板番組。ディレクターの風見のもとに、中東のイスラム共和国で日本人が誘拐されたとのスクープ情報が入るが、かつて報道の暴走がカルト新興宗教の犯罪を招いた事件で萎縮していた上層部は、そのスクープを見送ってしまう。また、PTBのバラエティ番組でミスター視聴率を異名を持つプロデューサーの黒岩は、若き日に親友と追い求めた無敵の笑いから、どんどん遠ざかっている自分に苦悩し始めていた。そんな中、PTBが経営危機に・・・。
 最後の護送船団と言われる放送業界、その放送業界と政治家と官僚との三角関係、報道の役割やバラエティの意味などを正面から捉えて描かれていて面白かったです。そんな中でも前の選挙あたりから劇場型なんて言葉が使われだした現在の政治状況の中でテレビがもたらす感情誘導とは何かを描いているのは非常に良かったですね。まあ、ラストの危機的な状況に陥ったPTBが一ディレクターの機転で救われたり、ちょっと良い話に纏まっているのは、それまでのテレビ業界を真正面から捉えて描いていたのとは違い、いかにも小説的でしたけどまあその辺りはご愛嬌かなて感じでしたね。

虚像の砦 「虚像の砦

 真山 仁

 5段階評価で4

 (僕の個人的評価です。)


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