たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 恩田陸さんの「光の帝国―常野物語」の中で春田一家のお父さんが息子に若き日の小沢征爾について熱く語る場面があった。そのためか、それまでにも目にしていたはずだが、まったく気づかなかった本につい手を伸ばしてしまいました。それが 「ボクの音楽武者修行」 小沢 征爾著 です。
 内容は、若き日の小沢征爾が、『外国の音楽をやるからには、その音楽の生まれた土地、そこに住んでいる人間を直に知りたい』と日本を飛び出して、スクーターでヨーロッパを一人旅しながら、国際的な指揮者のコンクールで優勝し、ついにはニューヨーク・フィルの副指揮者として日本に一時帰国するまでの約3年間の自伝的エッセイです。
 日本からヨーロッパまでの貨物船での渡航、そしてスクーターでのヨーロッパ一人旅の場面などとても面白いが、それはまだ序章のようなモノにすぎず、それからさらにヨーロッパやアメリカで成功していくさまなど非常に良かったです。とくに最初のコンクールは無茶かもしれないが、とりあえずやってみる。そして結果まで出してしまうのは天才小沢征爾(才能だけでなくもの凄い努力もしているのも伝わってきます)と言うべきだと思うが、無茶だと思って足踏みしていても何も変わらず、何事も無茶だと思ってもとりあえず一歩踏み出すのが大事だと、この本にエネルギーを貰えました。その他にも、音楽を通してそれぞれの国の人々の違いの考察なども面白かったです。
 そして、これまではこの本にも出てくるカラヤンバーンスタイン指揮のCDは持っていたが、小沢征爾指揮のモノも聞いてみたくなりました。あと最近はまとまった時間がなかなか取れず一人旅なんてしばらくしていないが、また機会を見つけて一人旅をしてみたいなと思わされましたね。

ボクの音楽武者修行 「ボクの音楽武者修行

 小沢 征爾

 5段階評価で4

 (ボクの個人的評価です。)


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