たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 少し前TVでオススメの本に「神狩り2」というのが出ていたのを、見かけて2があるなら1もあるはずと探していました。という訳で今回は 「神狩り」 山田 正紀著 です。
 あらすじは、若き天才情報工学者の主人公はある作家に連れられて、神戸の調査中の遺跡である文字を見せられる。その遺跡で落盤事故に巻き込まれた主人公は休養中に謎の組織に拉致されてしまう。その組織は主人公にその文字の解読を強要する。もとからその文字の解読を試みようとしていた主人公はその文字の解読を進めていくうちに驚愕の事実に直面することになる。その事実とはその文字は十三重に入り組んだ関係代名詞と、二つの論理記号のみの文字という事実だった。もしそうならその文字は人には絶対使いこなせない文字、つまり神の世界の文字としか考えられない。神の力を使い世界を支配しようとする者、神に敵対しようとする者、神に敵対するなんて無益なことは止めさせようとする者、様々な人物の思惑が入り組み、遂にある事件が勃発する。はたして人類は神に弄ばれるだけの存在なのか?それとも神の支配を排除できるのか?神を狩り出す試みが遂に始まる。
 今まで日本のSF小説にほとんど興味がなかった為、山田 正紀さんの本を初めて読んだが、これが今から四半世紀以上前に出版されてた本なんてまったく信じられない。たしかに微妙に時代を感じさせられる所はあるが、ほとんどの場面で古臭さなんてまったく感じさせられない非常に面白い小説に仕上がっている。特にいわゆる神についての記述は、僕が今まで読んだ本はほとんどの場合キリスト教的な神についての解釈だったが、この本はそういうものを超越している次元での神についての解釈で非常に面白かったです。
 とにかくこの本は僕にとっては、日本のSF小説を見直させてくれた記念すべき本で、今まで日本のSF小説をまだ読んだことない人はこの本を読んでみることをオススメしますよ。

神狩り 「神狩り

 山田 正紀

 5段階評価で5

 (僕の個人的評価です。)


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