たりぃの読書三昧な日々

僕が読んだ本の感想などを、ネタバレしないように書いていこうかなと思っています。


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 今回は 「不安な童話」 恩田 陸著 です。これは今図書館で「蒲公英草紙」の順番待ちをしているので、その間に何か他の良さそうな恩田作品はないかなと思い借りた本です。
 あらすじは、大学教授の秘書を務めている主人公は、ある女流画家の遺作展に出かけ、そこで強烈な既視感に襲われて気を失ってしまう。後日訪ねてきた女流画家の息子は、主人公に「あなたは25年前に殺された母の生まれ変わりだ」と告げる。そして、主人公は最近発見された遺書の内容を彼と共に遂行する手伝いをすることになる。はたして彼女は誰に殺されたのか?そして、主人公は本当に生まれ変わりなのか?様々な謎を孕みつつ事態が進展していき、そして、しだいに真実が浮かび上がっていく。
 どこか死を予感しているような女流画家を描写するプロローグ、そして、強烈な不快感または不安感を感じている女性の一人称から始まる。その後この物語の一つの骨格をなしている女流画家の遺書のメッセージを解き明かしていくうちに、その女性の愛憎を鮮やかに描き出し、物悲しいような事件の真相と、これで終わったと思わされた所で描かれる一種のどんでん返し。どこか悲しく、恐ろしく、そして、美しいというような読後感。この本は僕が今年読んだ本の中で、ミステリーとしては今の所一番面白かったですね。

不安な童話 「不安な童話

 恩田 陸

 5段階評価で5

 (僕の個人的評価です。)


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